2016年08月19日
スプリングフィールドM1903風VSR
さて、随分前に譲っていただいていたVSR-10を今回も魔改造していきます。

ご覧のように迷彩塗装が施されており、マウント・レイルもマルイ純正ではなくエジェクションポート部分が切り取られたリアルタイプなものが取り付けられている、非常にたくてぃこーな1丁です。
撃ったら衝撃があるのでリアルショックバージョンですね。
が、あいにく私は「タクティカル」とか「人間工学」といった単語とは無縁な人間でして。
あえて使いにくくカスタムしていきましょう。
今回のテーマはスプリングフィールドM1903。

この銃を持つからには、「撃つ前に祈りを捧げる→左で撃つ」という作法を心得る必要があります。
敵にスナイパーが居れば、スコープごとぶち抜かないといけません。
最期は塔もろとも吹っ飛ばされるまでがワンセットです。

木材を削り出したり、貼り合わせたりして作るのが筋なんでしょうが、今回はVSR純正のストックを利用して製作していきます。
というのも、モシン・ナガンを作る時にちらっと紹介したストック(マジカルマスケット仕様)をレシーバーと組み合わせてみたら、なんとなくいけるんじゃないかという気になったもので。

しかし、この白いストック、Kar98kを製作する際にマガジンキャッチ部分を切り取ってしまったので、このままでは使えません。
そういう訳で、延長部分だけを取り外して、もらったVSRのストックへ移植します。

Sストック風にするために、「握り」部分を切除、延長部分を繋げてみた図です。
握りの無いストレート銃床の方が好きです。握りやすいし、なによりカッコいい。

今回こそはVSRのバレル切断なしでいけるかなと思いましたが、そうはいきませんでした。
VSR本体のアウターバレルがどうしても太いので、先端部分のみを切断し、細身の金属パイプをアウターとして接続します。

エポキシパテを盛ってアッパーハンドガードを作ります。
本当は、木材を削ってハンドガードを作っていたのですが、いかんせん手作業なもので、寸法が狂って使い物にならず。
というか二か所も木で作るのは面倒くさい
ああ、仰らないで。ハンドガードはパテ。でもウッドなんて見かけだけで、重いわ、撃たれたら凹むわ、すぐひび割れるわ、ろくなことはない。
どうぞ撃ってみて下さい、良い音でしょう?余裕の音だ、ピストンが違いますよ。

木目風の塗装をして仕上げたものがこちら。
スプリングフィールドM1903風VSR-10です。
あくまでも「風」ですからね。ここ重要。
スコープはその辺の通販で1000円代で売ってるヤツ。
シンプルかつ細身なので、古い銃にもよく合います。
レンズはクリアに見えないわ、ゴミが入ってるわで光学機器としては最低レベルの質です。だがそれがいい。
実銃はかなりのローマウント気味なので、これだとスコープ位置が少々高いかもしれません。
ローマウントリングを新たに購入しようか思案中。

レシーバー周りもそれっぽく製作。
VSRのエンドキャップを四角く削り、フラッグ・タイプのセイフティとボルト後端の部品を製作して接着。
ボルトハンドルはせめてもの足掻きとして、頭の部分を丸く削っておきました。

セイフティは地味に可動します。意味はないけど。

エジェクターストップのレバーも製作。こっちは可動しないので常にON状態です。
G&Gとかのガスガンだとボルトの動作をロックするパーツですが、実銃だとマガジンからの給弾をカットするパーツです。
ONにするとボルトを引いても次弾が装填されなくなるので、一発ずつ手で弾を装填します。
そんな機能必要なのかって?
後年のボルトアクションライフルにはそんな機構が無い所を見てお察しください・・・。

一応作ったフロントサイト。リアサイトは無いので完全に飾りです。
そもそもちゃんとセンター出てるのか怪しい
狙撃銃仕様のM1903には元々付いていないし、後から狙撃銃にしたものはサイトが取っ払われているので、スコープ付きのM1903には本来フロントサイトは無いのですが、あったほうがスプリングフィールド感が出るかなと。

スリングスイベルと叉銃用の金具も作りましたが、強度が無いのでこれも飾りです。

分解はベースのVSR同様、ネジを2本外すだけで済むようにしています。
フロントバンド的な部品も全部飾りです。

ほぼノーマル状態なので、こんな風に普通のVSRのストックにも付きます。すげえカッコ悪いけど。
というわけで、「Sストックだけど」、「スコープを載せて」、さりとて「フロントサイトはある」というM1903初期型だかA3だかA4だかよくわからない仕様で完成。
なんか微妙に寸詰まり感があるんですよねぇ・・・。長さは大体実銃同様なはずなんですけど。
多分、ストック延長部分の長さが足りなかったのが原因だと思います。
どちらかというと、三八式騎兵銃とかのカービン銃にも見えます。
まあ、あくまでもスプリングフィールド「風」だし!WW2米軍の格好して持てば様になると思うし!
これでいいんだ!おれには、これしかないんだ!だから、これがいちばんいいんだ!

あっ、ついでに、初実戦投入でまさかの不動だった悲劇のモシン・ナガンも修理しておきました。
トリガーボックスを確認すると、ファーストシアが歪んでいるのを発見し、もしやと思い分解したところヒビが入って割れていました。
マルイのVSR系を使うなら、まず初めにシア関係を社外品の強化パーツに替えた方が良いかもしれませんね・・・。

ご覧のように迷彩塗装が施されており、マウント・レイルもマルイ純正ではなくエジェクションポート部分が切り取られたリアルタイプなものが取り付けられている、非常にたくてぃこーな1丁です。
撃ったら衝撃があるのでリアルショックバージョンですね。
が、あいにく私は「タクティカル」とか「人間工学」といった単語とは無縁な人間でして。
あえて使いにくくカスタムしていきましょう。
今回のテーマはスプリングフィールドM1903。

この銃を持つからには、「撃つ前に祈りを捧げる→左で撃つ」という作法を心得る必要があります。
敵にスナイパーが居れば、スコープごとぶち抜かないといけません。
最期は塔もろとも吹っ飛ばされるまでがワンセットです。

木材を削り出したり、貼り合わせたりして作るのが筋なんでしょうが、今回はVSR純正のストックを利用して製作していきます。
というのも、モシン・ナガンを作る時にちらっと紹介したストック(マジカルマスケット仕様)をレシーバーと組み合わせてみたら、なんとなくいけるんじゃないかという気になったもので。

しかし、この白いストック、Kar98kを製作する際にマガジンキャッチ部分を切り取ってしまったので、このままでは使えません。
そういう訳で、延長部分だけを取り外して、もらったVSRのストックへ移植します。

Sストック風にするために、「握り」部分を切除、延長部分を繋げてみた図です。
握りの無いストレート銃床の方が好きです。握りやすいし、なによりカッコいい。

今回こそはVSRのバレル切断なしでいけるかなと思いましたが、そうはいきませんでした。
VSR本体のアウターバレルがどうしても太いので、先端部分のみを切断し、細身の金属パイプをアウターとして接続します。

エポキシパテを盛ってアッパーハンドガードを作ります。
本当は、木材を削ってハンドガードを作っていたのですが、いかんせん手作業なもので、寸法が狂って使い物にならず。
ああ、仰らないで。ハンドガードはパテ。でもウッドなんて見かけだけで、重いわ、撃たれたら凹むわ、すぐひび割れるわ、ろくなことはない。
どうぞ撃ってみて下さい、良い音でしょう?余裕の音だ、ピストンが違いますよ。

木目風の塗装をして仕上げたものがこちら。
スプリングフィールドM1903風VSR-10です。
あくまでも「風」ですからね。ここ重要。
スコープはその辺の通販で1000円代で売ってるヤツ。
シンプルかつ細身なので、古い銃にもよく合います。
レンズはクリアに見えないわ、ゴミが入ってるわで光学機器としては最低レベルの質です。だがそれがいい。
実銃はかなりのローマウント気味なので、これだとスコープ位置が少々高いかもしれません。
ローマウントリングを新たに購入しようか思案中。

レシーバー周りもそれっぽく製作。
VSRのエンドキャップを四角く削り、フラッグ・タイプのセイフティとボルト後端の部品を製作して接着。
ボルトハンドルはせめてもの足掻きとして、頭の部分を丸く削っておきました。

セイフティは地味に可動します。意味はないけど。

エジェクターストップのレバーも製作。こっちは可動しないので常にON状態です。
G&Gとかのガスガンだとボルトの動作をロックするパーツですが、実銃だとマガジンからの給弾をカットするパーツです。
ONにするとボルトを引いても次弾が装填されなくなるので、一発ずつ手で弾を装填します。
そんな機能必要なのかって?
後年のボルトアクションライフルにはそんな機構が無い所を見てお察しください・・・。

一応作ったフロントサイト。リアサイトは無いので完全に飾りです。
狙撃銃仕様のM1903には元々付いていないし、後から狙撃銃にしたものはサイトが取っ払われているので、スコープ付きのM1903には本来フロントサイトは無いのですが、あったほうがスプリングフィールド感が出るかなと。

スリングスイベルと叉銃用の金具も作りましたが、強度が無いのでこれも飾りです。

分解はベースのVSR同様、ネジを2本外すだけで済むようにしています。
フロントバンド的な部品も全部飾りです。

ほぼノーマル状態なので、こんな風に普通のVSRのストックにも付きます。すげえカッコ悪いけど。
というわけで、「Sストックだけど」、「スコープを載せて」、さりとて「フロントサイトはある」というM1903初期型だかA3だかA4だかよくわからない仕様で完成。
なんか微妙に寸詰まり感があるんですよねぇ・・・。長さは大体実銃同様なはずなんですけど。
多分、ストック延長部分の長さが足りなかったのが原因だと思います。
どちらかというと、三八式騎兵銃とかのカービン銃にも見えます。
まあ、あくまでもスプリングフィールド「風」だし!WW2米軍の格好して持てば様になると思うし!
これでいいんだ!おれには、これしかないんだ!だから、これがいちばんいいんだ!

あっ、ついでに、初実戦投入でまさかの不動だった悲劇のモシン・ナガンも修理しておきました。
トリガーボックスを確認すると、ファーストシアが歪んでいるのを発見し、もしやと思い分解したところヒビが入って割れていました。
マルイのVSR系を使うなら、まず初めにシア関係を社外品の強化パーツに替えた方が良いかもしれませんね・・・。
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漢を感じます。
無いなら作る姿勢はいつも「すげえ!」しか出てきません(笑)
自分のサバゲの原点はそこでした。
社会人になってからは金にものを言わせて買ってしまうことも多くなりましたが、この初心だけはいつまでも持ち続けたいものです。
更なる次回作も鋭意製作中ですので、乞うご期待。
コメントありがとうございます。
三八式歩兵銃はVSRよりクラウンのスーパーライフルを使ったほうが簡単そうかなー、とは考えています。
なんか作ったらまた記事書きます。
ちなみにパテは何を使っていらっしゃいますか?
機会があったら以前作成されたKar98(VSR)の紹介お願いします。
現在KJW M700ベースでKar98を作ろうと考えてます。
パテはセメダイン社のエポキシパテを主に使用しています。
http://www.cemedine.co.jp/product/domestic/epoxyputty/
ここのページのシリーズですね。自分は「金属用」を使っています。
少量必要になった時はダイソーで売っているエポキシパテもたまに使っています。
Kar98の方も後ほど記事書いておきます。
コメントありがとうございます。
主に2液混合のエポキシ系接着剤を使用しております。
また、金属部品同士の接着は「メタルロック」という金属用接着剤をしようしています。
あと個人的にはスプリングフィールドより魔法少女仕様のvsrに目がいきましたw