2016年09月30日
ВЛАДИВОСТОК ~東方を征服せよ~
全世界60億人のコミュニストの同志、Здравствуйте!
堕落した資本主義の手先ども、Чёрт!
9月25日にマタギ感謝祭があると聞いて、かの地を征服してМакубетуград(マクベツグラード)とするために遠征を行ったのだ、同志。
釧路から見れば幕別は西だけどな!
細かいことを気にしていると、シベリアで木を数える仕事を与えるぞ、同志。
当日は普通にガチだったんで(当社比)、特筆すべきことは何もないぞ、同志。
分隊支援火器銃手。
「ほら、新鮮な弾だ」とか「弾薬はここにあるぞ」とか言いながら弾薬箱投げてました。(7割フィクション)
やっべ、ガチだなこりゃ。
今回は同志マツバチョフさんもT政治将校殿も参加されないということで、普通にやってましたね。
「Огонь!(撃て!)」とか「Противник пехота!(敵の歩兵だ!)」とか「давай!(行け!)」とか叫んでました。
あっ、それから、釧路から参加されてた方と偶然会ったのですが、「普通の格好してたから誰だか分らなかった」と言われました。
・・・自分って、もうそこまでのレベルですか?
武器はRPKとBIZON。
BIZONってロシア内務省軍しか使ってないだろって?
大丈夫大丈夫、内務省軍。
今回は内務省軍っていう体でお願いします。
それにしてもBIZON、前に一回持って来た時はマガジンを指して「それ水筒?」とか「グレネードランチャー?」とか散々言われましたが、今回は何気に知名度が高かったぞ。
BIZONってそんなにマイナーかなぁ・・・?(AVA民)
革命的情熱をもって装備収集にあたる優秀なる同志から指摘が入るかもしれないので、あらかじめ答えておくぞ、同志。
まずヘルメット。これ自作品なんで軍用のぐの字もありません。だって本物高いし。
でも、ロシア軍の記号が揃っている中に放り込んでやれば、それらしく見えてくるんじゃないかと。
でもって、タクティカルベスト。
メーカーとか不詳。タグには「LoadBearingVest」とだけ・・・。
一応ドイツ製みたいですね。タグにドイツの街の名前が書いてありました。
ぱっと見スメルシュ系のベストに見えて・・・来ない?無理?そう。
まあ、あのマツさんから頂いた物なので、ロシア軍でも使っているんでしょう。恐らく。(適当)
BIZONのマガジン収めるには便利でした。
で、ボディアーマー。実はPTアーマーなんですね。これが。
ほら、ぱっと見kora-kulonみたいに見えま・・・せんよね、はい。
サイドアームはグロック。
ロシア内務省軍じゃグロックも使ってるっていう話じゃん?
今回は内務省軍(っていう体)だから問題ないじゃん?
それにしても、ドイツ系国家のオーストリアの銃をロシアが使うとは、世も末ですね・・・。
200年ぐらい前は協力してたけど。(もしかして:三帝会戦)
えっ?そもそものドイツの銃(HK417)もロシア軍使ってるって!?・・・ロシアも堕ちたもんだな。
なんてこった、祖国ロシアな要素が服とAKしか無いぞ!
こんな事が同志政治将校殿にバレたら、間違いなくシベリア送り25ルーブルだ!
ご覧の通り「なんちゃってロシア装備」状態だ!
でもロシア正規兵の中には「お前ら紛争地域の民兵かよ」ってぐらい適当な装備の兵士もいるから問題ないはず!
あまり細かいことを気にしていると、シベリアで穴を掘ってまた埋め戻すのをひたすら繰り返す仕事を与えるぞ、同志。
何気に独ソ二大小銃が揃ったのでとりあえず一枚。もっと二次戦勢増えろ。
モシン・ナガンは自分の、Kar98kは当ブログにもたびたびコメントを頂いている「伝説のH」様の所有。
モシン・ナガンは普通に飛ぶし当たるんで、持ってる本人のほうが驚き。
静止目標なら3~40mは余裕でした。
ゲームで使ったときはスヴォーロフ元帥的運用でひたすら
Урааааааааааа!!!!!!!!!!
ってしてましたので関係なかったですが。(要は銃剣突撃だ、同志。)
やっぱね、銃弾は嘘をつくからね。仕方ないね。
今回は何もネタがないので記事の内容がペラッペラだぞ、同志!
なんたることだ・・・。
タグ :ロシア軍
2016年09月29日
Kar98k 風VSR
さてさて、コメントからご要望がありましたのでKar98k風VSRをご紹介します。
但し、「VSRをベースにパテ盛り改修」ではなく、「Kar98kストックにVSRを収める」といったものなので、ご期待通りかは分かりませんが・・・。
7年ぐらい前には、このKar98kを作る前に「VSRベースにパテ盛り改修」したKar98kっぽい物を作ったことはありますが、写真とか撮ってないし、ゲーム写真も無いしなぁ・・・。
まず外観。
D-Boys製のKar98kをベースに制作しました。
かれこれ5年ぐらい使ってるので、パーツの脱落や塗装の剥がれが酷いです。
ファイアリングピンの分解に使う、ストックの丸い金具とかフロントサイトガードが無くなってしまっていて、『末期生産型』といった感じです。
まあ、末期型にもフロントサイトガードはちゃんとあったし、分解用の金具はバットプレートに移されたんだけどね。
分解したところ。
VSR自体のアウターバレルはチャンバーブロックぎりぎりくらいで切り落とし、Kar98kのアウターバレルを切断したものを継ぎ足すような感じで。
このKarのアウターが滅茶苦茶硬くてなかなか切れなくて苦労した記憶が。
鉄製でしかも分厚かったので、パイプカッターの刃を一枚ダメにしました。
ストック内部はご覧の通り。
レシーバー側はもともとの機関部が入っていた場所なので、まだ楽でしたが、マガジン側をくり抜くのは大変でした。
タンジェントサイトは元のKarからVSRへ移植。
これで2000mまで狙えるぞ!(狙えるとは言ってない)
ちなみにこのリアサイトはスコープを装着するマウントレイルも兼ねていて、1.5倍のZF41スコープを装着できます。
しかし、こんな変な所に1.5倍というこれまたヘンテコなスコープを載せて「これで狙撃しろよ」と渡される狙撃兵はさぞかし微妙な気分だったでしょう。
実際、評判は良くなかったそうで・・・。
それにしてもタンジェントサイトも塗装剥げが酷いな・・・。気づいたときに塗装し直すんですけどね、ゲームで使うとまたすぐ剥がれてくるんだ・・・(´・ω・`)ショボーン
Karのアウターバレル固定方法。
アウターバレルにネジを立てて、回転しないようにしてからアッパーハンドガードで挟み込んで固定。
レシーバー周りはノーマル。
実は最初はKar98kのボルト・シュラウドを移植してたんですが、パーツが亜鉛製で、VSRがリアルショックなので撃ってるうちに振動で割れて吹っ飛んでしまったので泣く泣くノーマルへ戻すことに。
レシーバー横の塗装が剥げて汚い所にも、ボルト・ストップレバーを移植していたのですが、これもやっぱり振動で吹っ飛んだ・・・(´・ω・`)ショボーン
しかし裏側はノーマルではないぞ。
フロアプレートをそのまま使えるように切断したり削ったり。
特に切断作業の最中に爪を割る大ケガして大量出血大サービス状態になったのは内緒だ!
この一体型のトリガーガードが曲者で、VSRのトリガーより元のKarのトリガーの方が薄いのでそのままではトリガーが通らない。
そこで、トリガーガード内をとにかく削って広げたんですが、今考えるとVSRのトリガーを削った方が楽だっt
みんな大好き銃剣のお時間です!
Kar98kの銃剣、いわゆる『Seitengewehr 84/98』は、クリーニングロッドを差し込んで装着するという変わった構造になっていますので、クリーニングロッドが銃剣に通らないとお話にならない。
ので、クリーニングロッド先端を削って着剣できるように調整。
ちなみに筆者は4挺のKar98k(D-boys、マルシン、S&T)を見ましたが、無加工で着剣できる個体はありませんでしたので、銃剣自体がタイトなのかもしれません。タナカ製とかどうなんだろう?
あっ、ちなみに銃剣はWINDLASS製。ガスブロ1丁買える値段がします。二次戦沼って恐ろしいね。
というか、自分の知り合いKar98k持ってる人多すぎィ!
これでBF1ブームの波に乗り遅れずに済むぞ!やったぜ!
・・・え?WW1ってKar98kじゃなくてGew98だろって?なんてこった・・・。
折角なので、同志ラク氏に頂いたKar98kもご紹介。
マルシン製がベースのようで、木部の仕上げは流石マルシン製と言ったところか。
通常分解。
やっぱりチャンバーブロック付近でアウターバレルを切断してストックに収める方法ですね。
まあKar98kにVSRを入れる人は大抵この方法でしょう。
しかし自分の≪末期生産型≫と違ってストック内部は大幅に切削されています。
ここには、VSRの純正ストックの下部とトリガーガードが綺麗に収まります。
マガジン部のみくり抜くか、全面くり抜いてVSRのパーツを丸ごと移植するかのどちらが良いかは分かりませんが、単純な労力はマガジンだけの方が楽そうです。
ただ、チャンバー付近のストックは結構薄く削らないとならないので、強度的には丸ごと移植の方が良さそうです。
タンジェントサイトはやっぱり元のKarからVSRへ移植ですね。
これで2000mまで狙えるぞ!(狙えるとは言ってない)
アウターバレルの固定は、クリアランスがきつめなのを利用してアッパーハンドガードで挟み込み、フロントバンドで固定するだけ。
これでも普通に使っている分にはズレたりはしません。さすがに何かにぶつけたりしたらズレますが・・・。
こっちはクリーニングロッドの調整を行っていないので、非常に残念ながら着剣画像は無し。
大体こんな感じですね。
でも、「D-BoysなりS&TなりマルシンなりのKar98kを買うお金」+「VSR-10を買うお金」でタナカの新型Kar98kが買えそうな気がする・・・。
まあほら、このKar98k作ったのはタナカの奴が出る前だから!それに、タナカ製の小銃なんて勿体なくてゲームに使えないから!
いろんないいKar98kがあっても俺には関係ないんだ。このKar98k in VSRが俺にとっては最高のKar98kだ。世界一と信じているんだ・・・
おれには、これしかないんだ! だから、これがいちばんいいんだ!!
但し、「VSRをベースにパテ盛り改修」ではなく、「Kar98kストックにVSRを収める」といったものなので、ご期待通りかは分かりませんが・・・。
7年ぐらい前には、このKar98kを作る前に「VSRベースにパテ盛り改修」したKar98kっぽい物を作ったことはありますが、写真とか撮ってないし、ゲーム写真も無いしなぁ・・・。
まず外観。
D-Boys製のKar98kをベースに制作しました。
かれこれ5年ぐらい使ってるので、パーツの脱落や塗装の剥がれが酷いです。
ファイアリングピンの分解に使う、ストックの丸い金具とかフロントサイトガードが無くなってしまっていて、『末期生産型』といった感じです。
まあ、末期型にもフロントサイトガードはちゃんとあったし、分解用の金具はバットプレートに移されたんだけどね。
分解したところ。
VSR自体のアウターバレルはチャンバーブロックぎりぎりくらいで切り落とし、Kar98kのアウターバレルを切断したものを継ぎ足すような感じで。
このKarのアウターが滅茶苦茶硬くてなかなか切れなくて苦労した記憶が。
鉄製でしかも分厚かったので、パイプカッターの刃を一枚ダメにしました。
ストック内部はご覧の通り。
レシーバー側はもともとの機関部が入っていた場所なので、まだ楽でしたが、マガジン側をくり抜くのは大変でした。
タンジェントサイトは元のKarからVSRへ移植。
これで2000mまで狙えるぞ!(狙えるとは言ってない)
ちなみにこのリアサイトはスコープを装着するマウントレイルも兼ねていて、1.5倍のZF41スコープを装着できます。
しかし、こんな変な所に1.5倍というこれまたヘンテコなスコープを載せて「これで狙撃しろよ」と渡される狙撃兵はさぞかし微妙な気分だったでしょう。
実際、評判は良くなかったそうで・・・。
それにしてもタンジェントサイトも塗装剥げが酷いな・・・。気づいたときに塗装し直すんですけどね、ゲームで使うとまたすぐ剥がれてくるんだ・・・(´・ω・`)ショボーン
Karのアウターバレル固定方法。
アウターバレルにネジを立てて、回転しないようにしてからアッパーハンドガードで挟み込んで固定。
レシーバー周りはノーマル。
実は最初はKar98kのボルト・シュラウドを移植してたんですが、パーツが亜鉛製で、VSRがリアルショックなので撃ってるうちに振動で割れて吹っ飛んでしまったので泣く泣くノーマルへ戻すことに。
レシーバー横の塗装が剥げて汚い所にも、ボルト・ストップレバーを移植していたのですが、これもやっぱり振動で吹っ飛んだ・・・(´・ω・`)ショボーン
しかし裏側はノーマルではないぞ。
フロアプレートをそのまま使えるように切断したり削ったり。
特に切断作業の最中に爪を割る大ケガして大量出血大サービス状態になったのは内緒だ!
この一体型のトリガーガードが曲者で、VSRのトリガーより元のKarのトリガーの方が薄いのでそのままではトリガーが通らない。
そこで、トリガーガード内をとにかく削って広げたんですが、
着☆剣!!!!
みんな大好き銃剣のお時間です!
Kar98kの銃剣、いわゆる『Seitengewehr 84/98』は、クリーニングロッドを差し込んで装着するという変わった構造になっていますので、クリーニングロッドが銃剣に通らないとお話にならない。
ので、クリーニングロッド先端を削って着剣できるように調整。
ちなみに筆者は4挺のKar98k(D-boys、マルシン、S&T)を見ましたが、無加工で着剣できる個体はありませんでしたので、銃剣自体がタイトなのかもしれません。タナカ製とかどうなんだろう?
あっ、ちなみに銃剣はWINDLASS製。ガスブロ1丁買える値段がします。二次戦沼って恐ろしいね。
というか、自分の知り合いKar98k持ってる人多すぎィ!
これでBF1ブームの波に乗り遅れずに済むぞ!やったぜ!
・・・え?WW1ってKar98kじゃなくてGew98だろって?なんてこった・・・。
折角なので、同志ラク氏に頂いたKar98kもご紹介。
マルシン製がベースのようで、木部の仕上げは流石マルシン製と言ったところか。
通常分解。
やっぱりチャンバーブロック付近でアウターバレルを切断してストックに収める方法ですね。
まあKar98kにVSRを入れる人は大抵この方法でしょう。
しかし自分の≪末期生産型≫と違ってストック内部は大幅に切削されています。
ここには、VSRの純正ストックの下部とトリガーガードが綺麗に収まります。
マガジン部のみくり抜くか、全面くり抜いてVSRのパーツを丸ごと移植するかのどちらが良いかは分かりませんが、単純な労力はマガジンだけの方が楽そうです。
ただ、チャンバー付近のストックは結構薄く削らないとならないので、強度的には丸ごと移植の方が良さそうです。
タンジェントサイトはやっぱり元のKarからVSRへ移植ですね。
これで2000mまで狙えるぞ!(狙えるとは言ってない)
アウターバレルの固定は、クリアランスがきつめなのを利用してアッパーハンドガードで挟み込み、フロントバンドで固定するだけ。
これでも普通に使っている分にはズレたりはしません。さすがに何かにぶつけたりしたらズレますが・・・。
こっちはクリーニングロッドの調整を行っていないので、非常に残念ながら着剣画像は無し。
大体こんな感じですね。
でも、「D-BoysなりS&TなりマルシンなりのKar98kを買うお金」+「VSR-10を買うお金」でタナカの新型Kar98kが買えそうな気がする・・・。
まあほら、このKar98k作ったのはタナカの奴が出る前だから!それに、タナカ製の小銃なんて勿体なくてゲームに使えないから!
いろんないいKar98kがあっても俺には関係ないんだ。このKar98k in VSRが俺にとっては最高のKar98kだ。世界一と信じているんだ・・・
おれには、これしかないんだ! だから、これがいちばんいいんだ!!
2016年09月20日
機動戦士ガンダム A.D 2016 ジオンの旗の元に
やりました!やったんですよ!必死に!その結果がこれなんですよ!
ジャケットも改造して、ヘルメットも塗装して、今はこうして連邦軍装備への道を歩いている!
これ以上何をどうしろって言うんです?何を揃えろと言うんですか!
という訳で、唐突に機動戦士ガンダムの地球連邦軍装備をやってみました。
タイトル通りジオン軍だと思った?残念!地球連邦軍でした!
なんか勢いで文章書いてたら解説ばっかりになったので、ガンダム興味ない人は読み飛ばしてください。
えっ、フィールド?いつもの所だよ。
地球連邦軍の軍服は、いわゆる1stからの伝統の詰襟式と、08小隊の折襟式があるわけですが、19世紀後半の軍隊じゃあるまいし、将校ならともかく、一般兵が詰襟はさすがに「無い」でしょう・・・。
昭五式<誠に遺憾である
なので、コスパから発売されている地球連邦軍仕様のM65ジャケットを参考に、適当なミリタリージャケットを改造して製作。
肩と胸の部分に黒の生地を、襟は赤いフェルト生地を縫い付けています。
階級章も製作して縫い付け。階級は迷わず二等兵を選択。
やっぱりサバゲするなら階級は兵卒でしょう。
お次に装備。目指すところは「MSイグルー2重力戦線の連邦軍歩兵」です。
頭はM1ヘルメットのようです。
という訳で、形の似ている作業用のヘルメットを改造。
M1ヘルメットは光の反射を防止する為に、表面がザラザラしていますので、それを再現してからサンドカラーで塗装。
パテを盛って筆やらブラシやらでひたすらバシバシ叩くという、模型業界では古くからある鋳造表現をするための技法ですが、この大きさとなると結構大変。
ヘルメット正面には地球連邦軍のエンブレムを作成。
イグルー2の1話では、分隊員の殆どはヘルメットカバーか擬装網を被せていて、小隊長と第二分隊のリジーナ射手のみエンブレムが見えている状態でしたが、やっぱ見えてた方がカッコいいじゃん?
腰回りですが、H型のサスペンダーで吊っている所を見ると、米軍のLC-1・LC-2系のベルト・キットでしょう。
マガジンポーチもM1956のようです。なんでそんな骨董品を使っているんだ・・・。
そんなわけで、大体アメリカ軍と同じような装備なので、ここはナムナム装備を使い回しで決定。
最後に武器。
地球連邦軍は「CALT M72A1」という、L85とM4を足して割ったようなアサルトライフルを制式小銃としています。
「CALT」なんてアメリカっぽいメーカーが作っているようですが、形状を見るにロイヤル・オードナンスが関わっているのは明白です。
前線の兵士にとっては鈍器より銃器が必要ですから、この物体はとりあえず候補から除外です。
MSイグルー2や、U.C.ハードグラフというプラモデルのキットでは、「M299」という分隊支援火器が登場しています。
もっと見やすい画像がこれ。車両の搭載火器がM299です。
このM299ですが、画像の通りほぼM249みたいなもんです。キャリングハンドルとかまさにM249。
そういう訳で、今回の主力武装はM249に決定。
というかこの角度だとウィリス・ジープにしか見えねぇな・・・。
ちなみに、U.C.ハードグラフですが、「1/35スケールのミリタリーもの」という、バンダイ、お前どうしちまったんだ・・・と言いたくなるようなプラモデルのキットです。
まあバンダイも昔は1/35スケールの戦車のプラモとか売ってたんだけどね。
で、フル装備はこんな感じ。
まあ適当なのでこんなもんでしょう。
エゴだよ、それは!
~こんな大人は修正されました~
パッチは連邦軍のエンブレム、そして「セモベンテ隊」を製作。
セモベンテはセモベンテでもアンツィオじゃないんです。
これはMSイグルー1年戦争秘録に登場した部隊で、鹵獲したザクを運用してジオン軍の物資集積所を襲撃して回る偽装部隊という渋い部隊。で、この部隊の隊長がCV:中田譲治でまた渋いんだな、これが。
MSイグルーは名作揃いなんでガンダムファンだけど見たこと無いって人には絶対おススメ。
本当はもっと絵柄が細かかったり、上の方に「SEMOVENTE」って文字が入ってるんですが、色々と力尽きた・・・。
本編に登場した部隊マークも手書き感あふれる
まあ、その辺は割り切らないと。でないと死ぬって西川さんも言ってた。
いやまあ、ジオン軍もできるんですけどね。
野戦服はWW2ドイツ軍のHBTのM41野戦服を改造して作りました。6年くらい前に。
胸にはジオン軍の特徴である翼状の紋章を縫い付け。基本的にはこれが複雑で派手なほど偉い人になります。
飾りですけど偉い人は分かっているんです。
襟と袖は赤い布を縫い付けて黄色の布で縁取りし、ここも翼状の飾りを切り出して貼り付けています。
サブデュード?ロービジ?なにそれおいしいの?っていう感じの服ですね。
装備と武器はWW2ドイツ軍のものをまんま流用。
だって、MSイグルー2じゃジオン兵がルガーとかMG34とか撃ってたし・・・。
ルガーを撃つジオン兵。ホルスターとかまんまルガー用ですね。横のマガジン入れまで付いてます。
制式名称は「ナバン 62式」。トグルアクション式の拳銃です。トグルアクション!?
トグルアクション式の拳銃なんてルガーP08と、それの元になったボーチャード・ピストルぐらいしか無いわけで、この銃はボーチャードピストルには見えませんから、必然的にルガーという事になります。
ということで拳銃はルガーでOKでしょう。
軽機関銃を撃つジオン兵。どうみてもMG34ですね。
制式名称は「マズラ MG74」。絶対ラインメタルが関わっているに違いない。
で、このシーンで奥を走っていく兵士なんですが・・・、
これってMP40のマガジンポーチと水筒じゃね?
ということはドイツ軍装備の流用で問題ないんじゃね?ということで。
実際、歩兵のサブマシンガンは「スマルツァ MP71」という、MP40にスケルトンストックをくっ付けたような銃が配備されているようです。
U.C.ハードグラフのキットにも入っています。
この銃、ジオンに銃器設計技師のスマルツァーっていう人が居て、MP71の前のMP58とかは開発したけどMP71には関わってなくて、それなのに何故か地球連邦軍からは「スマルツァー」って呼ばれてるっていうエピソードが絶対あるって。間違いないわ。
そういうことなので、メインアームはAGM製のMP40で。
中華は中華でもAGMで良かった。
もしこれがCYMA製だったら、「CYMA!獅子身中の虫め!」(CV:大塚明夫)とか言いながら叩き折るところだった。危ない危ない。
お次は頭の装備についてです。
1stガンダムをはじめとする映像作品のジオン兵は特徴的な形のヘルメットを被っていて、探すにも作るにも骨が折れそうです。
ブルガリア軍のM36ヘルメットなんかは雰囲気がよく似ているので、ジオン軍装備の人はよく使っているみたいですが、なかなか出回っていません。
ジオニックフロントというゲームのオープニングでは、ドイツ軍のM35ヘルメットっぽいのを被っていますが、確証は持てず・・・。
ちなみに、このジオニックフロントというゲームですが、4分近くに渡って渋い地上戦が繰り広げられるオープニングムービーは一見の価値ありです。
PS2時代とは思えない出来栄えに、フロム・ソフトウェアが関わっているんじゃないかという噂があるほどです。
え?ゲームの内容?ガンタンクがめっちゃ強いよ。
というか砲戦型MSが軒並み強いよ。
あとドムが速いわーめっちゃ速いわー。
そういうわけなので、頭はポケ戦仕様で。
この帽子、どう見たってドイツ軍のM43規格帽です。帽章の位置まで同じです。
ということは頭もドイツ軍でOK。
で、ジオニックフロントのオープニングを見直していて気が付いたんですが、後半3分ほどに画面を横切っていくジオン兵が持っているこの銃。
シルエットからして、もしかしてクリンコフでは・・・?ハイダーの形とかモロにクリンコフです。
短縮型のAKS-74Uがあるなら、フルサイズのAK-74もあるはず。
どうです、マツさん!AKですよAK!AK使えますよ!どうですかジオン軍!
ジャム連発するのが想像に難くないL85モドキを使う連邦に対して、ジャム知らずで数年は清掃も不要なAKシリーズを採用するあたり、流石ジオンです。
これが重力に魂を縛られている人類と、宇宙に出ることで革新した人類の差なんだなぁ(違
そしてM4(ザクマシンガン風味)も投入。
ジオンはよくドイツ第三帝国に例えられるぐらいMSの武装がモロにドイツ軍の武器なんですが、意外にも米軍系な武器もあるのだ。
それがザクマシンガン。
1st版の「M-120A1」と呼ばれるものはそれ程でもないのですが、0083などに登場する「MMP-78」(いわゆる中期型ザクマシンガン)のデザインはM4にしか見えないのです。
見てくれ、このレシーバー周りを!
サバゲーマーの皆さんなら「見慣れた」形状であるはずです。
ストックは言わずもがな、セレクターやチャージングハンドルもご丁寧にAR-15系列の形をしています。
ボルトリリースレバーまでありますし、反対側にはしっかりエジェクションポートもあります。
マガジンハウジング(?)にもマガジンキャッチのモールドがありますが、その位置で上のマガジンを固定できるの?
ゴテゴテ付けすぎて重いし、角度付いたドットサイトは覗きづらいし、水平フォアグリップは握りづらいという、なんとも使いづらいカスタムですが、ベースのM4自体は良い物(次世代)な上にグレネードランチャー付きなので戦闘能力だけは高いのだ。
フハハ、怖かろう!
しかも脳波コントロールできる!(できない)
と、ここまで装備を揃えたものの・・・
感謝祭成就の為、マタギよ、私は帰ってきた!!・・・あれ?
当日の天気は雨(しかも割と強い)でゲームはあえなく中止。嘘だと言ってよ、バーニィ・・・
「我々は4週間待ったのだ!天気などに我々の感謝祭を邪魔されてたまるか!」
とばかりに、雨の中でもゲームするっていう猛者が居たので自分も1ゲームだけ参加し、あとは切り上げて撮影会へ早々にシフト。
自分オールドタイプなんで嵐の中では輝けなかったわ・・・。
という訳でここから下はネタ写真です!
「1/35 地球連邦軍歩兵GIセット」
「1/35 ジオン公国軍歩兵突撃セット」
GTA ~マクベツシティ・マタギファミリーズ~
「審査不要・即日融資・安心の金利設定」がモットーのス〇キファイナンス・グループの社長と側近の御一行様。
異常なまでの存在感で、「ただ居るだけでヤバい」と大好評(?)でした。
「そこに居る、というヤバさ」・・・、バイオハザードのキャッチコピーかなんかかな?
怪しげなブツを取引する社長様。
「かの名銃、ルガーP08、コンディションは良好!しかもマッチング・ナンバー!こんな良い品は今回を逃せば二度と手に入りませんよぉ」
「欲しいけど、手持ちのお金がなぁ・・・」
「おっと、そいつは大変だ!でも大丈夫、審査不要、即日融資、安心の金利設定の当社がお客様にだけ!特別に!ご融資いたします!」
あっ、ちなみに、「GTA」は「劇団の茶番劇 悪徳業者編 (Gekidan no Tyabangeki Akutokugyousya hen)」の略です。
グランド・セフト・なんとかとは一切関係ないのでご了承願います。
一仕事を終えて一服する社長。
もちろんシガレットなんていうチャチなものは喫わない。デキる男は葉巻に限る。
キューバのハバナ産のタバコの葉を、職人が一枚一枚丁寧に巻いて作るとびきり上等なヤツだ。
さて、そろそろ屋敷に帰らねば。
あまり遅くなると、ペットのペルシャ猫が機嫌を悪くしてしまうのだ。
社長の愛車はクラウン。もちろん運転手付きだ。
しかし、この業界柄、とにかく敵が多い。
どこぞの組が鉄砲玉を送り込んできた!
「止まれコラァァァァァ!!〇木組の会長が乗っとるんは分かっとるんじゃぞ!」
「いなげな真似はせんでおとなしゅうしとけよ、ワレェ!!」
「ワレが会長じゃのぉ!タマぁ取ったるけぇのぉぉ!覚悟しぃやぁぁ!!」
危うし!社長!この後一体どうなってしまうのか!続きはWebで!
・・・と、こんな感じで。
ある意味、この人たちが一番「戦争」してたんじゃなかろうか。
それにしても、前回のサバゲ記事三連星の中で、(比較的)真面目なPMCの記事の閲覧数だけがやけに少ないんですが、これってつまり、「お前には真面目なことなんざ期待してねーんだよ!」って意味で受け取ってもいいんでしょうか・・・?
もっとネタに走って茶番劇をしろと、そういう事でしょう?おかしいですよ、カテジナさん!
俺達はネタをすることを・・・
強いられているんだ!
2016年09月06日
(割と 比較的 当社比)真面目なPMC装備のお話
ここからは、「この道を先へ 未来を築く会社」 アトラス社の提供によりお送りします。
という訳で鎧2本立てでお送りしております今回のサバゲ。
もちろん真面目なゲームも(極々稀に、たまに、気が向いたら)やっているんですよ!
今回のガチ枠はPMC装備。軽装で荷物も多くならないので最適でしょう。
しかし、この軽装がまさかの落とし穴だったとは知る由も無かったのです・・・。
メインアームはタクティカルな感じでM4。
以前はTROYタイプのリアサイトと純正のフラッシュハイダーを付けていましたが、ナイツタイプのフリップアップリアサイトとこれまたナイツタイプのインコネルハイダーへ交換。
特に後者は銃を撃つのが上手い髭のおじさんが使ってるって言うし、民間かつプロっぽい雰囲気が出るんじゃないかと。
ストックとフォアグリップも、ナイツタイプのバーティカルフォアグリップとクレーンストックを付けていましたが、PMCということで民間仕様っぽさを出したかったということもありマグプルPTSとAFGへ交換。
サイドアームはグロック18C。
「拳銃はやっぱり45口径のシングルカラムが至高!」と公言して憚らない人間が9㎜、ダブルカラムのポリマーオートを持つって言うんですから、ずいぶん進化したと思いませんか。
と、ここまでは良かったのですが・・・。
なんと、「やっぱりゴテゴテの重装だよね」という謎の信念の元やってきたので、ベスト系の装備は軒並みタクティカルベスト(ごつい)かアーマーベスト(ごつい)しか持ってなかったのです。
プレートキャリアとか、チェストリグといったいわゆる軽装の類は一つも持っていません・・・。
仕方ありませんので、ベストはデルタボディアーマーのみにして、適当なポーチ類をベルトに装備することにしました。
で、冒頭のアトラス社のパッチを作ってベストに貼っておきました。
最初はブラックウォーター社にしようかと思いましたが、タブー感が半端ないのでアトラス社へ。
え?そっちの方がもっとヤバいことしてるだろって?
いや、インフラ整備とかやって地域に貢献してるし、災害の復興だってしたし・・・ねぇ?
アトラスの良い所は、法人登記された民間の国際企業なので議会の承認を得ずに国外で作戦行動ができます。私の権限でだ!
いや、まあ、自分もここの社長は最初から胡散臭いとは思ってたんですよ、マジで。
特に吹き替え版は声優が大塚芳忠氏ですからね。それで疑うなってほうが無理です。
で、こんな感じに。
この装備で歩いてたら「お前どうしちまったんだよ、頭でも打ったか?(意訳)」というお言葉を釧路組の何人かから頂きました。
ちょっと酷くないすか?一般的、普遍的な感じにしただけなのに!
まあ、普段が-500ぐらいですからね。0に戻るだけでも相対的に見ればそれはもうエラいことです。
いい感じのハマーでいらっしゃった方が居たので、ヤラせ写真を撮ったり。
記念撮影したり。
増えたり。
今回はガチっすわー。
「もでふぁいど・ぷろーん」とか「こすたうち」とか「みかたのりろーどちゅうにかばー」とかやったもん!
フィールドの状態(至るところが浸水)を見て、ナムナム装備を持ってこなかったのを激しく後悔したのは内緒だ!
鎧装備その①はこちら
鎧装備その②はこちら
2016年09月06日
昔はお前のようなサバゲーマーだったのだが、膝にBB弾を受けてしまってな・・・
スタァァップ!!!
首長の命により止まれ!お前は、マタギとその民に対して罪を犯した。何か釈明はあるか?
首長の従士だ。直ちに解放してもらおう。
>降参だ。記事を読もう。
分かった。監獄に連れて行け
逮捕に抵抗する
賢明だな。記事を読んでもらうぞ。最後まで読んだら自由の身にしてやる。
15世紀ごろのPMCです。どこからどう見てもPMC(傭兵)ですね。「フリーランサー」、「黒騎士」と呼んでも可。
フル装備したのを自分で見た感想は「ヤバい!これゲームで見た!」が先に来て「こいつバカだな・・・」と続きました。
北国スカイリムを放浪し、カルラディアで戦乱に巻き込まれ、「鎧を着る装備がしたいなぁ(バカ)」となっている所に、「乙女戦争」を読んだのが決定打となり、「近世ヨーロッパの火縄銃兵がやりたい!」と決意した次第であります。
この「乙女戦争」ですが、15世紀のフス戦争を描いたコミックでして、少女漫画のような可愛らしい絵に反して、内容はなかなかエグイ。
フス戦争といえば、ヨーロッパで大々的に銃器が使用された初の戦争であります。
※「フリーランサー」はその名の通りフリー(仕える主人を持たない)の騎士です。騎士はだいたい槍もってましたから、ランサーと言えば騎士を指すのです。
いわゆる個人事業主を意味する「フリーランス」の語源ですね。
「黒騎士」は何らかの理由で家名を明かせない騎士が、自身の盾を黒く塗りつぶしたことからそう呼ばれます。盾には家の紋章が描かれているのが普通ですからね。
まあ、大抵の人は黒騎士と聞けば↓こんなのを想像すると思いますが…。
人によっては小林源文先生のほうかもしれませんけど。
「フリーランサー」も「黒騎士」も必ずしも傭兵という訳ではないのですが、そういった連中はだいたい金で雇われる事が多いので傭兵にまとめてしまってもいいんじゃないかな…。
ボディーアーマーです!まさにアーマー(鎧)ですな!PMCは防弾ベスト着けてないと保険が出ませんからね!
ほら、あれだ、「ドラゴンスキン」っていう防弾ベストあったじゃん。
そんな感じ。ね、タクティカルでしょ?
(だいたいあってる)
これは「スケイル・アーマー」とか「スケイル・メイル」とか呼ばれる鎧ですね。
ドラゴンクエストとかで「うろこのよろい」なる名称で登場してたりします。
斬撃や矢に対してなかなかの防御力を発揮する上に、柔軟で動きを妨げないという、割と優秀な鎧だったようです。
まあ、後にチェインメイル(鎖帷子)が発明されて、そっちに取って代わられたようですが。
チェインメイルはただひたすら輪っかを繋げていくだけですから、時間と根気さえあれば大した技術はいりませんからね……。
首元の部分はチェインメイルで防御力を倍増です!
こういう「隙間部分をチェーンで補強」っていうのはメルカバ戦車でもやってますよね!
ほら、タクティカルでしょ?
つまり、中世のチェインメイルはRPG対策のために装備してたんだよ!!
Ω ΩΩ<な、なんだってー!!
チェインメイルは針金を切って曲げてちまちま。「ヨーロピアン」もしくは「八重鎖」と呼ばれる編み方です。
写真では少ししか見えてませんが10㎝×40㎝くらいの大きさはあります。
本当は、上着一着分とは言わないまでも、袖ぐらいは作りたいなと思ってたんですが、途中で心が折れて首回りのみに。
チェインメイルの出始めの頃は、「自領内にチェインメイルを作ることができる職人が居ることは貴族にとってステータスである」と言われるぐらい高価なものだったようですが、その理由が分かった気がします。
それにしても、「チェインメイル 作り方」で検索したらアクセサリー関係のサイトばっかり出るんだけど、いつから鎧が装飾品にジョブチェンジしたんですかね……?
鎧の下は「サーコート」という上着をイメージ。
でもサーコートって鎧の上から着るんじゃないかって?
いや、最初は確か汗で鎧が錆びないように鎧の下に着ていたはず。
あれ?それはまた違う奴だったかな?タバード?アクトン?よく分かんないわ。
まあ、そんな雰囲気ということで。
サーコートにはマルタ十字の紋章を入れました。十字架の中でもカッコよさは随一だと思います。
テンプル十字もカッコいいと思いましたが、アサシン教団につけ狙われたら堪ったものではないのでやめました。
紋章はもちろん十字軍の雰囲気で。
第四回十字軍のグダグダ感きわまるエピソードとか大好きです。
同じキリスト教の国家を襲撃して略奪の限りを尽くしたあげくに時のローマ教皇から破門されたというんですから、もう爆笑もんですね。
そんなんだから10世紀も経とうというのに未だに聖地エルサレムを奪還できないんだ。
最後の十字軍は13世紀ですから、15世紀を目指した今回の装備では聖地奪還運動はできません。
むしろ当初の目的通りフス戦争ですね。
ヘッドギアとして「サレット」を製作。15世紀ごろに流行った兜なので、年代的にもOKです。
最初はお手軽にノルマンヘルムを作ったのですが、視界が旧ザクだし、第一カッコよくないんで作り直しました。
この「サレット」、後のドイツ軍のヘルメットの形状に影響を与えたといいます。そして現代のPASGTヘルメットはWW2のドイツ軍のヘルメットから影響を受けています。
つまり、『サレット=シュタールヘルム=PASGTヘルメット』という関係が成立します。
これは、『サレット=PASGTヘルメット』と言い換えることも可能です。
そして、PASGTヘルメットは現用の軍隊のスタンダードであるタクティカルな装備です。
このことから、この式に「タクティカル」を代入すると『サレット=タクティカル』となります。
従って、『サレットはタクティカルである』という結論を導き出すことができます。以上、証明終了。
「敬礼」の動作は、その昔、戦場に赴く騎士が王に自分の顔を覚えてもらうため、もしくは自分が何者かを明かすことによって敵意が無いことを示すために兜のバイザーを跳ね上げるという動作が由来だと言います。
特に後者の理由の場合、利き腕(右手)でバイザーを動かすので武器を握れない、つまり敵意が無いことを強調するという意味もあるそうです。
ですから、よほどの理由がない限り敬礼は右手で行うんですね。
つまり、これこそが本物の敬礼だ!
今回の劇団長のイチオシはクロスボウ型エアガン。
「エアーコッキングガンを仕込めば弦を引く動作でコッキングできないか?」というロクでもない事を思い付き、実際にやってみたら案外いけそうだったので作ってみました。
ベースは東京マルイのエアコキのガバメント。東京マルイの人もこのエアガンがまさかクロスボウになるとは思うまい。
見ての通り少々カスタムしていた物です。これはバイオハザード装備合わせの時にカスタムしたもの。
アンブレラ社のエンブレムを入れてみたり、スライドストップをライブにしてみたり、リアサイトもノバックサイト風に改造してたりと、潰すには少々惜しいかなとも思いましたが、クロスボウの方が圧倒的に大事なんで仕方ない。
コッキングは、スライド部分のネジに弦を引っ掛けて引くという強引なもの。
割と力が要るので、足掛けを使って引かなければなりません。そういうどうでもいい所はリアル。
スライドを引いた後は弦をシアに引っ掛けます。トリガーを握ると発砲と同時に弦がリリースされます。
エアガン的にはどうでもいい機能ですが、どうしてもやりたかったのです。じゃないとクロスボウ作った意味が無いじゃないですか!
外見からしてネタでしかないようなエアガン(?)ですが、肝心の発射機構はマルイのノーマルまんまなので、射撃性能は1級品。
0.25gの弾を使えば、2~30mはスーッと真っ直ぐ飛んでいきます。
ゲームには1戦投入。あふれ出るネタ感に、当初は脅威として見られていなかったフシがありましたが、遮蔽物へ至近弾を浴びせたところ、相手チーム内では「あれはヤバい!」と排除すべき目標に格上げされたとか聞きました。
よく騎士(騎兵)が衰退したのは「銃の登場によって騎士の鎧を貫通できるようになったから」と説明されることもありますが、これは誤り。
クロスボウはもちろん、ロングボウでさえも騎士のプレート・メイルを貫くことができていたのです。
特にクロスボウは、第164代のローマ教皇に「クロスボウ使うの禁止!」と言わしめるほど、その威力はエグイものでした。
ですから、むしろ「銃の登場によって、誰もが騎士に対抗できる武器を手にすることができるようになった」のが騎士の衰退へと繋がっていたのではないかと思います。
クロスボウもロングボウに比べれば訓練の必要が少ない武器でしたが、弦の張力が40kgとか50kgあるのが普通でしたので、ある程度の筋力や体格が必要でした。
(ちなみに、熟練したロングボウの射手は左右で肩や腕の骨格が違うと言います。それほど熟練に長い年月がかかる武器でした)
その点、銃は「火薬と弾を込めて、狙って、点火する」ことさえできれば良いので、まさに「誰にでも扱える武器」であったでしょう。
武装はクロスボウとアルケブス、そして鉄砲足軽装備でも使ったフリントロック・カービン。
今では火縄銃もフリントロックも全部まとめて「マスケット」と呼ばれますが、銃の出始めの頃は「火縄銃(アルケブス)」のデカいやつを「マスケット」と呼んでいました。
当然、大きければ重いので、射撃の際には専用の銃架を使ったり、バルディッシュなどを銃架として代用していたと言います。
どうせならバルディッシュも作りたかったのですが、時間が無かったのでパス。
バルディッシュと言っても某魔砲少女のとは別物ですからね!検索してもそっちばっかりしか出ないけど!
ロシアのストレリツィ(銃兵隊)も制式採用した由緒正しい武器なのにね!こんなの絶対おかしいよ!
(スイス傭兵。しかも現用)
本当はスイスのPMCをやりたかったのですが、T百人隊長殿に止められたので、仕方なく…。
メインアームだってちゃんと売ってるのにね。
スイスの名物と言えば「銀行」「時計」「傭兵」と来るぐらいなので…ああ、それとチーズだ!チーズのためなら死んでもいい!
最後に、カルラディアの草原にての一枚。こんな感じがやりたくて…
和風の鎧装備の記事はこちら。
一般的、普遍的なPMC装備の記事はこちら。
2016年09月06日
やはり俺のサバイバルゲームは間違っている
長月は四日、真は「マタギであるぞ皆の衆、集まれい!」と云ふものが催されるはずであったのだが、あいにくの嵐により延ぶことになり申した。
であるが、一般のげぇむは催されると聞きて、拙者も馳せ参じた次第でござりまするので、しばしお付き合いくだされ。
いと読みにくいと思ふ人は、現代語版が下のほうなれば、ずいと「すくろうる」してくだされ。
当日の拙者の具足姿にて候。
「マタギに御大事あらば、一番に馳せ参じ」、人は之を「いざマタギ」と呼ぶので御座います。
我が甲冑は「雪ノ下胴」を目指して製作してございまする。
ちなみに、雪ノ下と云ひても、此方のらうたし御仁とは関わり無きにて候。
・・・只々これを云ひてみたかりき、相済まぬ、許せ。
横板を重ねて作る「桶側胴」や、それより細かゐ板を紐で繋ぐ「小札鎧」は手間がかかりそうであるし、かと云ひて簡単そうな「畳鎧」だと足軽のやうな雰囲気が強く、あまり格好が良くないと思ふ。
その点、雪ノ下胴ならばそこそこの手間で下級武士のごとき雰囲気を出せそうなり、しかば選び候。
あいにく、戦国時代につきての知識はあまり無き上に、鎧の構造は「防弾べすと」なるものを真覚えたれば、詳しき者に見らせればをつっこみを喰らうでありましょう。
甲冑の前面には「三つ大の字」を描いておりまする。病院とか「あんぶれら」な施設に掲げられていそうなでざいんなるが、立派な家紋なので御座る。
「全日本かっこいい家紋らんきんぐ」なるものがあれば、上位入賞は堅きことと思われましょう。
この家紋、鎌倉の世には既にすでに成立したりし図案なりしそうで、全世界標準で使はれし図案と似たるでざいんを600~700年前にはすでに考え出していたと云ふわけなり。
なほ日本人とは未来に生きたり候!
兜の前立ては半月にて候。
伊達家の武将の前立ては半月で統一されたりさうで、鉄砲と云えば伊達軍であろう!と云ふことで半月に決定。
それと、威し紐を青ベースにしたりて、イメージカラーの青き軍勢と云はば(拙者の中では)伊達軍であったので。
それもこれもだいたいこいつのせいにて候↓
伊達政宗公の前立ては三日月にて候。
妙見菩薩の力をもって、月や星には呪術的な力があると信ぜられており、武将たちはそれにあやからむと、三日月や半月をかたどりし前立てにすることも多かったと云ふ。
伊達家の家臣、一代目片倉小十郎こと片倉景綱の兜の前立ても半月にて候。
それに加へて、愛宕山大権現守護所より賜りし御札を重ねるといふものに御座る。
さて、具足に合わせんと、「石火矢」を製作せり。もすかぁとを撃つことができん。
これは火縄銃より古き、世界初となる鉄砲にて候。
この頃は引き金と云ふものは無き世にしたより、銃身にある穴より、火縄や焼けた鉄棒を直接差し込みて点火する、「差し火式」が主流なりき。
その後、曲がりくねりし形の金具で点火す「さあぺんたいん・ろっく式」を経て、「火縄式」や「燧発式」へ進化せん。
この手の「長き柄の先に銃身が付きたる鉄砲」は、
・あるけぶす
・ああきばす
・あるくびゅうす
・はっくばす
・はあけんびゅくせ
・はんどかのん
・はんどがん
・まどふぁ
・ぴすたら
・手銃
・手筒
・手砲
・火槍
・石火矢
などなど、よに様々なる名称に呼ばれたれば、お好きにお呼びくだされ。
あゝ、それから、「石火矢」と呼ぶは、あまり正なしなり。
にも関わらず、このような鉄砲が「石火矢」と呼ばるるが多いは、だいたいこいつらのせいで候↓
実を云ふと、日ノ本にはこの類の銃は使はれたことはほとんど無しなり、応仁の乱の際に使はれきといふ記述があるが、真偽は不明なり。
そして、此方に持ち出したるは「ふりんとろっく・かぁびん」にて御座る。
南蛮より伝わりし稀有な鉄砲にて候。なんと面妖なことに、火種が要らぬので御座る。
南蛮ではこの方式が最も新しいとは聞くが、我が日ノ本では肝心要の質の良い火打石が採れぬ。
質の悪しき物を使ふと、口薬に点火せんゆえ、不発が多く、火縄式に取りて代わることは無かりしにて候。
我が日ノ本では、南蛮の兵とは違いて足軽も具足を着込みて鉄砲を放つので御座る。
それゆえ、南蛮式の台尻が付きし鉄砲はいと邪魔となるので御座る。
その為、日ノ本の鉄砲は台尻が無くて銃把のみとなりたり候。
ゆえに、銃把を頬にしかと当てて構えるので御座る。
そういふ諸々の事情を勘案した撃ち方なりて、ゆめ鉄砲の扱いを知らずとか、いわんや
流派、「この世にて最も腕の立ちし刺客」の構えと云ふ事では御座らん。何卒お聞き入れ下され。
「もすかぁと」と「びぃびぃ玉」を収納せんと、胴乱も製作。
戦乱の世、鉄砲を扱ふ足軽は戦場にて火縄が足りなくなりても、硝石に煮ば火縄として使へるようにと、持ち物には縄が多く使はれていたと云ふ。
そう云ふわけに、胴乱の負ひ紐は革にあらず、紐を編んだものにしてみて御座る。
硝石は持ちたりすれば、やらんと思へば本物の火縄を作るべしと思ふが、危なしし、戦国の足軽も持ち物には硝石を浸しし火縄は使ひたらざりしには?と思い候。
鉄砲は撃つときに火の粉が飛びうつろへば、万が一火が移ると危険なりしかし。
胴乱も作りきし、ついでに早合も製作。
早合と云ふは、弾丸と一発分の火薬をあらかじめ量りて収めておく筒状の容器のことなり。
弾込めの際には栓を開けて銃口に流し込むのみに済めば、いちいち火薬を量りて装填する手間が省く。
これをもって射撃速度は二倍近き速さになりきといふ。
また、南蛮で用いられし、「ぱとろぉねん(紙薬莢)」と違ひて、木や竹に作られたりしため、いく度も使用でき候。
この状態に胴乱などに収めておくが一般的なりきめるが、それには折角作りしかど目に付かねば、紐に繋ぎてたすき掛けにする、「襷早合」にしてみて御座る。
先ず、早合を紐で一繋ぎにせんと、鞣し革にて部品を製作。
早合には1発か2発の「びぃびぃ玉」を収納でき候。
其れを、斯様に紐を編みて輪にせしものに括り付け候。
実際は10個以上を括りつけること常なりと云ふが、拙者のさばいばるげぇむではそんなに撃たないのでな!
して、げぇむの内容で御座る。
合戦と云うものは、まず「名乗り」をあげ、「一騎打ち」が行われ、「弓矢による射撃戦」の後に「両軍同士が衝突」するものにて候。
しからば、名乗りから始めんと、
「やぁやぁ、我こそは~『バシッ』
彼奴らは蒙古軍かー!!
名乗りの最中で攻撃してくるとは、武士の風上にも置けぬ卑怯な奴らで御座る。
戦の様式美と云うを少しも分かりたらず(至極当然也
南蛮の具足については此方也。
たくてぃかるなぴぃえむしぃについては此方也。
——————————現代語訳版——————————
9月4日、本来は「第四回マタギだよ全員集合!」が開催されるはずでしたが、あいにくの台風によって延期。
ですが、一般のゲーム自体は行うという事で遠征してきましたので、どうぞ。
当日の装備。
サバゲがあれば、すぐに駆け付ける「いざマタギ」の精神を感じられるかと思います。
甲冑は「雪ノ下胴」を目指して製作。
ちなみに、雪ノ下と言っても、この人とは関係ないんです。
・・・ただこれを言ってみたかっただけなんです!許してください!何でもしますから!
横板を重ねて作る「桶側胴」や、それより細かい板を紐で繋ぐ「小札鎧」は手間がかかりそうだし、かといって簡単そうな「畳鎧」だと足軽っぽさがMAXであまり格好が良くない。
その点、雪ノ下胴ならそこそこの手間で下級武士のような雰囲気を出せそうだったのでチョイス。
あいにく、戦国時代についての知識はあまり無い上に、鎧の構造は防弾ベストを真似ているので詳しい人に見られたら総ツッコミを喰らうでしょう。
まあ、詳しい人がその辺にごろごろ居るはずが無いので……いや、最近はそうでもないかも…刀剣乱舞とか…戦国BASARAとかの影響で…。
鎧の前面には「三つ大の字」を塗装しています。病院とかアンブレラな施設に掲げられていそうなデザインですが、立派な家紋なのです。
「全日本かっこいい家紋ランキング」というものがあったら上位入賞は堅いと思われます。
この家紋、鎌倉時代にはもう成立していた図案だったようで、全世界標準で使われるマークと似たようなデザインを600~700年前にはすでに考え出していたという訳です。
やっぱり日本人って未来に生きてんな!
兜の前立ては半月。
伊達家の武将の前立ては半月で統一されているそうで、鉄砲といったら伊達軍だろう!ということで半月に決定。
それと、威し紐を青ベースにしていて、イメージカラーが青い軍勢と言えば(自分の中では)伊達軍だったので。
それもこれもだいたいこいつのせい↓
伊達政宗の前立ては三日月。
いわゆる妙見信仰によって、月や星には呪術的な力があると信じられており、武将たちはそれにあやかろうと、三日月や半月の形の前立てを付けることも多かったのです。
ちなみに、ネギとゴボウを振り回すことで有名な、竜の右目こと片倉小十郎景綱の兜の前立ても半月。
プラス愛宕神社の御札を装着するというゴージャス仕様。
「装備に合わせた銃を持たないとならない教」を信仰しているので、装備に合わせて「アルケブス」を製作。モスカートを撃てます。
こいつは火縄銃より古い、世界初の銃火器です。
この頃は引き金などという気の利いたものは無い時代でしたから、銃身の穴に火縄や焼けた鉄棒を直接差し込んで点火する、「タッチホール式」が主流でした。
その後、S字型の金具で点火する「サーペンタイン・ロック式」を経て、いわゆる火縄銃である「マッチ・ロック式」や「フリント・ロック式」」へ進化していきます。
この手の「長い柄の先に銃身が付いている銃火器」は、
・アルケブス
・アーキバス
・アルクビュース
・ハックバス
・ハーケンビュクセ
・ハンドカノン
・ハンドガン
・マドファ
・ピスタラ
・手銃
・手筒
・手砲
・火槍
・石火矢
などなど、実に様々な名称で呼ばれておりますので、お好きなのをどうぞ。
特に、「ピスタラ」は察しの良い方はすでにお気づきだと思いますが、「ピストル」の語源となったとも言われています。
あ!それから、「石火矢」と呼ぶのはあまり正しくないそうです。
実際に石火矢と呼ばれたものは大砲クラスの大きさで、しかも弾と火薬を装填する部分はマガジンのように外せるので再装填が容易だという優れものだったみたいです。
まあ、閉鎖機構のような物は無いので、燃焼ガスの大半をロスする為に射程とか諸々はお察しだったようですが。
にも関わらず、こういった銃が「石火矢」と呼ばれることが多いのは、だいたいこいつらのせい↓
実を言うと、日本ではこの類の銃は使われたことはほとんど無いそうで、応仁の乱の際に使われたという記述があるそうですが、真偽は不明です。
そしていつものごとく、フリントロックカービン。
本当なら、KTWのタネガシマが欲しいところですが、あれはトレポンまでは行きませんが、次世代電動ガンが2丁は買える値段がするのでさすがにパス。
「西洋から渡ってきた珍しい鉄砲」という体で。
日本では良質な火打石が産出しないために、フリントロック式は不発が多く、信頼性が悪いという事で火縄銃を使い続けます。
その結果、日本の火縄銃はとにかくデカい奴、命中精度が凄い奴、拳銃、カービン、連発式の奴、といったガラパゴス的進化を遂げていきました。
現在でも、マスケット銃を使って行う国際的な射撃競技では、日本の火縄銃はよく当たるということで、多くの選手が日本製のものを使っていると言います。
日本の場合、西洋と違って鉄砲足軽でさえも鎧を着て銃を撃ちます。
そのため、うまく肩付けできないので、グリップを頬に当てて構えるという、独特の撃ち方をします。
実際、日本の火縄銃はグリップ部分までしかないソウド・オフのような形状で、ストックはありません。
そういう諸々の事情を反映した撃ち方であって、決して銃の構え方を知らないとか、ましてや
「そのキレイな顔をフッ飛ばしてやる!」という事でもないので、その辺はご理解願います。
モスカートとBB弾を収納するために胴乱も製作。
戦国時代、火縄銃を扱う兵士は戦場で火縄が足りなくなっても、硝石で煮れば火縄として使えるように、装備品には縄が多く使われていたといいます。
そういうわけで胴乱の負い紐は革ではなく紐を編んだものにしてみました。
硝酸カリウム(硝石)はなぜか持ってたりするので、やろうと思えばマジもんの火縄を作ることができると思いますが、危ないし、当時の兵士も装備品には硝石を浸した火縄は使っていなかったのでは?と思います。火縄銃は撃つときに火の粉が飛び散りますから、万が一引火すると危険ですしね。
胴乱も作ったし、ついでに早合も製作。
早合というのは、弾丸と一発分の火薬を計量して収めておく筒状の容器ことです。
装填の際には栓を開けて銃口に流し込むだけで済むので、いちいち火薬を計量して装填する手間が省けます。これによって射撃速度は二倍近い速さになったといいます。
また、西洋のパトローネン(紙薬莢)と違って木や竹で作られていたため、何回も使用できました。
この状態で胴乱などに収めておくのが一般的だったようですが、それでは折角作ったのに目に付かないので、紐で繋いでたすき掛けにする、「襷早合」にしてみました。
まず、早合を紐で繋げられるように、革のパーツを製作。
一応、早合にはBB弾を1、2発収納できます。
それを、紐を編んで輪にしたものに括り付けました。
実際は10個以上繋げることが多かったようですが、サバゲ的には6発も持てれば十分です。
というか1発か2発ぐらいしか撃たない(撃てない)し・・・
で、ゲーム内容です。
合戦というものは、まず「名乗り」をあげ、「一騎打ち」が行われ、「弓矢による射撃戦」の後に「両軍同士が衝突」するという流れで行われます(まあ鎌倉時代くらいまでだったようですが)。
そういうわけで、名乗りから始めることにしました。
「やぁやぁ、我こそは~『バシッ』
モンゴル軍か貴様らー!!
名乗りの最中で攻撃してくるとは武士の風上にも置けぬ奴らです。
様式美というものを分かっちゃいない(当たり前だ
西洋の鎧装備はこちら。
真面目な感じはこちら。