2016年09月20日
機動戦士ガンダム A.D 2016 ジオンの旗の元に

やりました!やったんですよ!必死に!その結果がこれなんですよ!
ジャケットも改造して、ヘルメットも塗装して、今はこうして連邦軍装備への道を歩いている!
これ以上何をどうしろって言うんです?何を揃えろと言うんですか!
という訳で、唐突に機動戦士ガンダムの地球連邦軍装備をやってみました。
タイトル通りジオン軍だと思った?残念!地球連邦軍でした!
なんか勢いで文章書いてたら解説ばっかりになったので、ガンダム興味ない人は読み飛ばしてください。
えっ、フィールド?いつもの所だよ。


地球連邦軍の軍服は、いわゆる1stからの伝統の詰襟式と、08小隊の折襟式があるわけですが、19世紀後半の軍隊じゃあるまいし、将校ならともかく、一般兵が詰襟はさすがに「無い」でしょう・・・。
昭五式<誠に遺憾である
なので、コスパから発売されている地球連邦軍仕様のM65ジャケットを参考に、適当なミリタリージャケットを改造して製作。
肩と胸の部分に黒の生地を、襟は赤いフェルト生地を縫い付けています。

階級章も製作して縫い付け。階級は迷わず二等兵を選択。
やっぱりサバゲするなら階級は兵卒でしょう。

お次に装備。目指すところは「MSイグルー2重力戦線の連邦軍歩兵」です。
頭はM1ヘルメットのようです。
という訳で、形の似ている作業用のヘルメットを改造。

M1ヘルメットは光の反射を防止する為に、表面がザラザラしていますので、それを再現してからサンドカラーで塗装。
パテを盛って筆やらブラシやらでひたすらバシバシ叩くという、模型業界では古くからある鋳造表現をするための技法ですが、この大きさとなると結構大変。
ヘルメット正面には地球連邦軍のエンブレムを作成。
イグルー2の1話では、分隊員の殆どはヘルメットカバーか擬装網を被せていて、小隊長と第二分隊のリジーナ射手のみエンブレムが見えている状態でしたが、やっぱ見えてた方がカッコいいじゃん?
腰回りですが、H型のサスペンダーで吊っている所を見ると、米軍のLC-1・LC-2系のベルト・キットでしょう。
マガジンポーチもM1956のようです。なんでそんな骨董品を使っているんだ・・・。
そんなわけで、大体アメリカ軍と同じような装備なので、ここはナムナム装備を使い回しで決定。

最後に武器。
地球連邦軍は「CALT M72A1」という、L85とM4を足して割ったようなアサルトライフルを制式小銃としています。
「CALT」なんてアメリカっぽいメーカーが作っているようですが、形状を見るにロイヤル・オードナンスが関わっているのは明白です。
前線の兵士にとっては鈍器より銃器が必要ですから、この物体はとりあえず候補から除外です。

MSイグルー2や、U.C.ハードグラフというプラモデルのキットでは、「M299」という分隊支援火器が登場しています。

もっと見やすい画像がこれ。車両の搭載火器がM299です。
このM299ですが、画像の通りほぼM249みたいなもんです。キャリングハンドルとかまさにM249。
そういう訳で、今回の主力武装はM249に決定。
というかこの角度だとウィリス・ジープにしか見えねぇな・・・。
ちなみに、U.C.ハードグラフですが、「1/35スケールのミリタリーもの」という、バンダイ、お前どうしちまったんだ・・・と言いたくなるようなプラモデルのキットです。
まあバンダイも昔は1/35スケールの戦車のプラモとか売ってたんだけどね。

で、フル装備はこんな感じ。
まあ適当なのでこんなもんでしょう。
エゴだよ、それは!
~こんな大人は修正されました~

パッチは連邦軍のエンブレム、そして「セモベンテ隊」を製作。
セモベンテはセモベンテでもアンツィオじゃないんです。
これはMSイグルー1年戦争秘録に登場した部隊で、鹵獲したザクを運用してジオン軍の物資集積所を襲撃して回る偽装部隊という渋い部隊。で、この部隊の隊長がCV:中田譲治でまた渋いんだな、これが。
MSイグルーは名作揃いなんでガンダムファンだけど見たこと無いって人には絶対おススメ。
本当はもっと絵柄が細かかったり、上の方に「SEMOVENTE」って文字が入ってるんですが、色々と力尽きた・・・。
本編に登場した部隊マークも手書き感あふれる
まあ、その辺は割り切らないと。でないと死ぬって西川さんも言ってた。


いやまあ、ジオン軍もできるんですけどね。
野戦服はWW2ドイツ軍のHBTのM41野戦服を改造して作りました。6年くらい前に。
胸にはジオン軍の特徴である翼状の紋章を縫い付け。基本的にはこれが複雑で派手なほど偉い人になります。
飾りですけど偉い人は分かっているんです。
襟と袖は赤い布を縫い付けて黄色の布で縁取りし、ここも翼状の飾りを切り出して貼り付けています。
サブデュード?ロービジ?なにそれおいしいの?っていう感じの服ですね。
装備と武器はWW2ドイツ軍のものをまんま流用。
だって、MSイグルー2じゃジオン兵がルガーとかMG34とか撃ってたし・・・。

ルガーを撃つジオン兵。ホルスターとかまんまルガー用ですね。横のマガジン入れまで付いてます。
制式名称は「ナバン 62式」。トグルアクション式の拳銃です。トグルアクション!?
トグルアクション式の拳銃なんてルガーP08と、それの元になったボーチャード・ピストルぐらいしか無いわけで、この銃はボーチャードピストルには見えませんから、必然的にルガーという事になります。
ということで拳銃はルガーでOKでしょう。

軽機関銃を撃つジオン兵。どうみてもMG34ですね。
制式名称は「マズラ MG74」。絶対ラインメタルが関わっているに違いない。
で、このシーンで奥を走っていく兵士なんですが・・・、

これってMP40のマガジンポーチと水筒じゃね?
ということはドイツ軍装備の流用で問題ないんじゃね?ということで。
実際、歩兵のサブマシンガンは「スマルツァ MP71」という、MP40にスケルトンストックをくっ付けたような銃が配備されているようです。
U.C.ハードグラフのキットにも入っています。
この銃、ジオンに銃器設計技師のスマルツァーっていう人が居て、MP71の前のMP58とかは開発したけどMP71には関わってなくて、それなのに何故か地球連邦軍からは「スマルツァー」って呼ばれてるっていうエピソードが絶対あるって。間違いないわ。
そういうことなので、メインアームはAGM製のMP40で。
中華は中華でもAGMで良かった。
もしこれがCYMA製だったら、「CYMA!獅子身中の虫め!」(CV:大塚明夫)とか言いながら叩き折るところだった。危ない危ない。

お次は頭の装備についてです。
1stガンダムをはじめとする映像作品のジオン兵は特徴的な形のヘルメットを被っていて、探すにも作るにも骨が折れそうです。
ブルガリア軍のM36ヘルメットなんかは雰囲気がよく似ているので、ジオン軍装備の人はよく使っているみたいですが、なかなか出回っていません。
ジオニックフロントというゲームのオープニングでは、ドイツ軍のM35ヘルメットっぽいのを被っていますが、確証は持てず・・・。
ちなみに、このジオニックフロントというゲームですが、4分近くに渡って渋い地上戦が繰り広げられるオープニングムービーは一見の価値ありです。
PS2時代とは思えない出来栄えに、フロム・ソフトウェアが関わっているんじゃないかという噂があるほどです。
え?ゲームの内容?ガンタンクがめっちゃ強いよ。
というか砲戦型MSが軒並み強いよ。
あとドムが速いわーめっちゃ速いわー。

そういうわけなので、頭はポケ戦仕様で。
この帽子、どう見たってドイツ軍のM43規格帽です。帽章の位置まで同じです。
ということは頭もドイツ軍でOK。

で、ジオニックフロントのオープニングを見直していて気が付いたんですが、後半3分ほどに画面を横切っていくジオン兵が持っているこの銃。
シルエットからして、もしかしてクリンコフでは・・・?ハイダーの形とかモロにクリンコフです。
短縮型のAKS-74Uがあるなら、フルサイズのAK-74もあるはず。
どうです、マツさん!AKですよAK!AK使えますよ!どうですかジオン軍!
ジャム連発するのが想像に難くないL85モドキを使う連邦に対して、ジャム知らずで数年は清掃も不要なAKシリーズを採用するあたり、流石ジオンです。
これが重力に魂を縛られている人類と、宇宙に出ることで革新した人類の差なんだなぁ(違

そしてM4(ザクマシンガン風味)も投入。
ジオンはよくドイツ第三帝国に例えられるぐらいMSの武装がモロにドイツ軍の武器なんですが、意外にも米軍系な武器もあるのだ。
それがザクマシンガン。
1st版の「M-120A1」と呼ばれるものはそれ程でもないのですが、0083などに登場する「MMP-78」(いわゆる中期型ザクマシンガン)のデザインはM4にしか見えないのです。

見てくれ、このレシーバー周りを!
サバゲーマーの皆さんなら「見慣れた」形状であるはずです。
ストックは言わずもがな、セレクターやチャージングハンドルもご丁寧にAR-15系列の形をしています。
ボルトリリースレバーまでありますし、反対側にはしっかりエジェクションポートもあります。
マガジンハウジング(?)にもマガジンキャッチのモールドがありますが、その位置で上のマガジンを固定できるの?

ゴテゴテ付けすぎて重いし、角度付いたドットサイトは覗きづらいし、水平フォアグリップは握りづらいという、なんとも使いづらいカスタムですが、ベースのM4自体は良い物(次世代)な上にグレネードランチャー付きなので戦闘能力だけは高いのだ。
フハハ、怖かろう!
しかも脳波コントロールできる!(できない)
と、ここまで装備を揃えたものの・・・

感謝祭成就の為、マタギよ、私は帰ってきた!!・・・あれ?
当日の天気は雨(しかも割と強い)でゲームはあえなく中止。嘘だと言ってよ、バーニィ・・・
「我々は4週間待ったのだ!天気などに我々の感謝祭を邪魔されてたまるか!」
とばかりに、雨の中でもゲームするっていう猛者が居たので自分も1ゲームだけ参加し、あとは切り上げて撮影会へ早々にシフト。
自分オールドタイプなんで嵐の中では輝けなかったわ・・・。
という訳でここから下はネタ写真です!

「1/35 地球連邦軍歩兵GIセット」

「1/35 ジオン公国軍歩兵突撃セット」
GTA ~マクベツシティ・マタギファミリーズ~

「審査不要・即日融資・安心の金利設定」がモットーのス〇キファイナンス・グループの社長と側近の御一行様。
異常なまでの存在感で、「ただ居るだけでヤバい」と大好評(?)でした。
「そこに居る、というヤバさ」・・・、バイオハザードのキャッチコピーかなんかかな?

怪しげなブツを取引する社長様。
「かの名銃、ルガーP08、コンディションは良好!しかもマッチング・ナンバー!こんな良い品は今回を逃せば二度と手に入りませんよぉ」
「欲しいけど、手持ちのお金がなぁ・・・」
「おっと、そいつは大変だ!でも大丈夫、審査不要、即日融資、安心の金利設定の当社がお客様にだけ!特別に!ご融資いたします!」
あっ、ちなみに、「GTA」は「劇団の茶番劇 悪徳業者編 (Gekidan no Tyabangeki Akutokugyousya hen)」の略です。
グランド・セフト・なんとかとは一切関係ないのでご了承願います。

一仕事を終えて一服する社長。
もちろんシガレットなんていうチャチなものは喫わない。デキる男は葉巻に限る。
キューバのハバナ産のタバコの葉を、職人が一枚一枚丁寧に巻いて作るとびきり上等なヤツだ。

さて、そろそろ屋敷に帰らねば。
あまり遅くなると、ペットのペルシャ猫が機嫌を悪くしてしまうのだ。

社長の愛車はクラウン。もちろん運転手付きだ。

しかし、この業界柄、とにかく敵が多い。
どこぞの組が鉄砲玉を送り込んできた!
「止まれコラァァァァァ!!〇木組の会長が乗っとるんは分かっとるんじゃぞ!」

「いなげな真似はせんでおとなしゅうしとけよ、ワレェ!!」

「ワレが会長じゃのぉ!タマぁ取ったるけぇのぉぉ!覚悟しぃやぁぁ!!」
危うし!社長!この後一体どうなってしまうのか!続きはWebで!
・・・と、こんな感じで。
ある意味、この人たちが一番「戦争」してたんじゃなかろうか。
それにしても、前回のサバゲ記事三連星の中で、(比較的)真面目なPMCの記事の閲覧数だけがやけに少ないんですが、これってつまり、「お前には真面目なことなんざ期待してねーんだよ!」って意味で受け取ってもいいんでしょうか・・・?
もっとネタに走って茶番劇をしろと、そういう事でしょう?おかしいですよ、カテジナさん!

俺達はネタをすることを・・・
強いられているんだ!
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
サバゲいいなあ(サバゲではない)
サバゲしたいなぁ(サバゲではない)
次のサバゲ(サバゲではない)はロシア軍分隊組みましょう。