2016年08月01日
Highlander don't surf ~ハイランダーは波に乗らない~

ハイランダーというのはスコットランドの高地(ハイランド地方)に住む人々の事です。
この方々、ガチガチの戦士達で、敵の銃兵部隊にロングソードで白兵戦仕掛けてボコボコにしたり、スコットランドの独立を巡って幾度となくイングランドと戦争したりしてきました。
最近また独立の関係で怪しいことになってるみたいですが・・・。
そんなこんなでハイランダーは優秀な兵士だったのでイギリス軍に編入されました。それがハイランダーズです。
なぜこんな話から始めたかと言うと・・・

殺伐とした戦場にハイランダーが!
Mさんにハイランダーの装備をお貸しして、ハイランダー連隊をやってもらいました。
これで長年の夢であった「1つのフィールドに戦列歩兵2人以上」が実現できました!圧倒的感謝!
しかし服装はイギリス軍レッドコートの完全使い回し・・・。
ハイランダー連隊の服装とは色々違いますけど、まあ、そんなこと分かる人がその辺に居るはずもないので大丈夫でしょう(慢心)
制服を使い回しちゃ

いかんか?

ちなみに自分はこんな感じ。前回のアメリカ大陸軍がバージョンアップしてVer1.02ぐらいになりました。背嚢とかね。

ハイランダー装備をやるにあたって、ハイランダー連隊の特徴である、タータンキルトを製作。
このキルト、氏族(クラン)によって使う糸の色や織り方が違います。日本でいうと家紋のようなものです。
普段何気なく目にするチェック柄も、調べてみたら格調のあるタータンチェックかもしれませんよ。
今回は「ブラック・ウォッチ」パターンをチョイス。
その名の通り「ブラック・ウォッチ連隊」が統一して身に着けているチェック柄です。
ブラックウォッチ連隊は第42連隊と第73連隊が存在します。
その辺り、この記事↓が関係してきたりするんですが、自分自身、つい最近まで存在を忘れてた…。
本物は色々着用手順があって、2本の細い革ベルトでキルトの横を留めたり、肩に掛けたりするらしいのですが、お手軽さを優先して、ベルトループを設けてベルトで着用できるように。

ハイランダー連隊は変な帽子を被ってる事が多いのですが、ブラックウォッチ連隊は輪をかけて変なものを被っています。
毛皮の大半が顔の横に垂れてきて、とんでもなく鬱陶しいうえに暑い帽子です。
これの製作は簡単でした。フェイクファーを買ってきて、筒状に縫った後、あらかじめ作っていた帽子の内装に被せるだけです。
帽子の名前はベアスキン・・・でいいのかな?よく分かりません。

「紅茶に税金かけやがってー!おかげでティータイムができないじゃねーか!」
「うるせぇ!植民地風情が!てめぇらはあの泥水飲んでりゃいいんだ!」
「うるせぇ!植民地風情が!てめぇらはあの泥水飲んでりゃいいんだ!」
アメリカ国民は激怒した。必ず、かの邪智暴虐のイギリス国王を除かねばならぬと決意した。
あまりにも高い関税に憤慨したアメリカ国民は、英国商船に積んであった紅茶を捨ててしまった。マタギ茶会事件の勃発である。
※フィールドはマタギのアジトさんです
あっ、今回、なんと!ねんがんの ちゃっけん ができるようになったぞ!
Denix製のソケット式バヨネットをベースに、フロントサイトが通るように基部を加工してやりました。

しかしハイランダーが一瞬の隙をついて袖に隠していたアサシンブレードで反撃する!
この男、アサシン教団の暗殺者だったのだ!
なんてこった、ここはアムニスの中だったんだ!
こっから下はベトベトナムナムです!タイトルの「Don't surf 」部分をここで回収だ!
推奨BGM

鬱蒼としたジャングルを進む米軍の歩兵小隊。ここはベトナムのケサン。

「待て」
隊列の先頭にいた古参のライフルマンが何かを発見した。
それはボロ小屋であった。風雨に晒され朽ちかけていて、内部も埃が積もっている。
長いこと使われていないようだが、敵に使われても厄介だ。小隊は念のため小屋を焼却して先に進むことにした。

しばらく進むとベトコンの陣地に出くわした。機関銃が据え付けられており、歩兵小隊の火力では太刀打ちできそうにない。
「CP!前方に敵のトーチカを発見!火力支援を求む」

「歩兵隊からご指名だ!仕事だぞ野郎ども!」
砲兵陣地から火力支援が実行される。
米軍がベトナム戦争に投入した砲火力は実に多く、最大で70もの砲兵大隊が任務に就いていたという。
その他にも攻撃機やガンシップによるCAS(近接航空支援)、戦艦による艦砲射撃もあったのだから、米軍がいかに支援火力において異常だったかが分かる。

砲撃によって敵トーチカを黙らせることに成功した歩兵小隊は、残敵掃討のためにトーチカへ突入する。

「クリアー!」
ショットガンを構えたポイントマンを先頭に陣地内へ突入したが、先ほどの砲撃を生き残った敵は居ないようだった。

しかしトーチカ付近にトンネルを発見した。トンネルは奥まで続いているようだ。
すかさずトンネル・ラットが拳銃と懐中電灯を手にトンネルへと潜入する。
ベトコンの掘ったトンネルは狭く暗いだけではなく至るところにトラップがあり、危険極まりないもので、トンネル・ラット達の大多数が死傷したという。

トーチカの外では現地民の女性が炭酸飲料を持ってやって来ていた。
「おっ気が利くじゃねーか。こいつはとっときな」
思わぬ"戦利品"に気を良くした小隊長は、いくばくかの紙幣を取り出して渡してやった。

トンネルの捜索も終わり、小隊が引き上げようとした瞬間、どこからか飛んできた銃弾が隊員の一人を貫いた。
「ドク!一人撃たれた!・・・こっちへ運べ!」

「CP!CP!隊員が撃たれた!出血がひどい、至急救護ヘリを求む!」
『こちらCP。ネガティブ、そのエリアには敵の対空火器が配備されている。ヘリは出せない』

「チクショウめ・・・」
結局、撃たれた隊員は助からなかった。
ヘリによる回収もできず、遺体を担いで移動するわけにもいかないため、遺品と認識票を回収して彼を埋葬することにした。

「あいつ・・・この戦争が終わったら結婚するって言ってたのに・・・」
「(それ死亡フラグだ)」

戦死した隊員の装備から弾薬を回収する。
冷酷なようにも思えるが、そうでもしないと次に"袋に入れられる"のは自身かもしれないのだ。

「またジャムだ、クソッタレめ!まるでマテルの玩具だ」
米軍の兵士の多くはM14に代わって配備されたM16の作動不良に悩まされていた。
AR-15はボルト・キャリアに燃焼ガスを直接吹き付ける「リュングマン式」を採用している。
その為、ボルト・キャリアにカーボンが付着しやすく、作動不良を起こしやすかった。
また、メーカーの要求と異なった装薬が使用されたことも大量のカーボンが付着することに拍車をかけていた。
軍は閉鎖不良の対策としてボルトを強制的に閉鎖する「ボルトフォアードアシストノブ」を追加することで対応した。
しかし、閉鎖不良が起こるという事はなんらかの異常が発生している状態であり、それを無理やり閉鎖して撃発した場合、致命的なトラブルが発生することが度々あったという。

いつになったらこの地獄から抜け出せるのか。
彼らの戦いはまだ終わらない。

今週の劇団長のイチオシはこの「なんちゃってPRC」。中にトランシーバーを仕込んであるので通話できます。
まあ箱の形してて緑色でアンテナ付いてりゃ10mも離れて見たら無線機に見えるでしょ?
元々、Mさんと「軍用無線機のガワだけ作って無線で遊ぼう」っていう話をしていて背負い式の無線機(のガワ)を適当に作っていたのですが、どうせなら米軍の無線機が良いので、急遽PRC-25っぽいものを新たに作り直しました。
バンドにスモークを吊り下げておけば、「それっぽさ」が3割増しくらいになるかなと思います。
支援に来た航空隊に「スモークから北側を爆撃してくれ!」なんていう場面が無いとも限らないので、スモークグレネードは必須ですね。
あとはハンドマイクをH-250に替えてやろうと思ってます。
ちなみにこの無線機、何年か前に作った紅茶の缶入れを流用していて、背面のフタを開けると・・・、

紅茶が飲みたいネー!!
他にも「聖グロリアーナ仕様のティーセット入れ」とかも作りましたけど、それはまあいいや。

こいつは・・・たまんねえぜ!!
どうだい!この人間としてのギリギリの緊張感、体験してみてぇとは思わないか?
思った人は一緒にナムナムしま戦か?

ちなみにこう。
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安心の安定を感じました(笑)
ハイランダー見た時はえっ?と
おもいましたが、
後半のナム戦装備を見てエエエッ?!
となりました。
装備が割りとマジなのな。
行けなかったのが残念過ぎるわー。
ところで四人?小隊長は見た事ある(笑)
○リーさんの懐の深さに一番
驚いたわ(笑)
マタギの皆さんとオーナーさんの深いご慈悲に感謝です。
4人目は釧路チームではなくマタギの方ですよー
わざわざナム装備取りに家に戻られたあたり、流石だなと思いました。
コーラのシーン以外にも、試射レーン付近で4人で写ってる写真は全て撮影に協力してくれてありがたかったです。
ちなみに今回は1発も撃ちませんでした。平和的。