2017年05月01日

Have you ever seen the rain ~雨を見たかい~

グーーーッモーニンベトナーーム!!


Gooooooooooood Morning Vietnaaaaaaaaaaaaaaam!!!!!!


そんなLINEを、6時きっかりに送信する事から始まった今回の遠征。
お察しの通り、今回はベトベトナムナムです。
どんなフィールドでも、我々にとってはサイゴンでありケサンなのです。















送信# 19-11 指定: X-Ray
Ma Qu Bet 省でベトコンの動向を調査
0900時 2017年4月30日

Cu Shi Lo (クーシロ)省に展開中の我が隊に、Ma Qu Bet (マ・クベッツ)省付近のベトコンの活動を調査するよう命令が下った。

Ma Qu Bet 省に展開中の友軍と協力して任務に当たれとのことであった。





















グリーン・デビルズ


(画像はイメージです。実際のフェイスペイントとは異なる場合があります。)

先行してMa Qu Bet省に到着したCIAのMats(マッツ)職員。
作戦前のフェイスペイントは念入りに行う。
ジャングルでは黒、そして肌色というのは意外に目立つのだ。


















SOG装備


もし国際法違反の越境行為を行ったとしても、米軍の痕跡を残さないようAKライフルを装備。
また、長距離を行軍することを想定して、WW2型のレギンスを着用。
レギンスには、脛を保護する以外にも、脚の疲労を軽減する効果もあるのだ。



















川辺を征く


同じくCu Shi Lo省から派遣されてきた、SPC.Theatreと合流。
Theatre”というのは「劇団」という意味で、彼が演劇者志望なのを知った上官が付けたあだ名らしい。

















川の調査


現地の部隊司令部へ行くにはこの川を渡るのが近道だ。
渡ることができるかSPC.Theatreが試してみることになった。


















水だけでも


SPC.Theatreが川に入ってみたところ、川底が底なし沼状になっていたため、対岸まで渡るのは困難と判断した。

だが、Mats職員は水筒だけでも満たしておくことにした。
水筒を一杯にすると、浄水剤を入れる。

ジャングルでは生水は絶対に飲んではいけない。例えどんなに綺麗な水に見えてもだ。






















記録写真リスペクト


Ma Qu Bet省司令部に到着し、Sgt.Ghillieと合流することに成功した。
これより任務を開始する。





















ベトコンだろ!おとなしく吐け!


早速Sgt.Ghillieが怪しい男を発見、拘束した。

「この武器は何だ!これでマニーを殺ったんだろう!」

「Không!Không!違う!何も知らない!」

「嘘つきめ!貴様はベトコンだ!」




















なぐりあい宇宙


「Ghillie!何してる!銃殺隊のつもりか!!」

Sgt.Ghillieの厳しい尋問にSPC.Theatreが割って入るが、ついには殴り合いに発展してしまった。

「殺してやるからな!覚えてろ!」

「お前は刑務所に送ってやる!」




























ベトコン容疑者


また、もう一人怪しい男を発見したため所持品の検査を行おうとしたところ、懐から爆発物のような物を取り出し抵抗してきた。




















ベトコン撲殺事件


その為、やむをえず寄ってたかってタコ殴りにした。

「おい、今の見たか?脳ミソが飛び出るところなんて初めて見たぜ」



















軍曹が戦場へ着任しました。これより小隊の指揮を執ります。


正午近く、先行した部隊に遅れてSgt.Yu-iが到着。
彼は1stツアーから従軍している歴戦の古参兵である。





















混成分隊 もうこれわかんねぇな


かくして、陸軍、海兵隊、SOG、CIAからなる混成分隊が組織された。

しかし、本日のこれ以上の任務続行は不可能と判断し、野営地を築いてベトコンの襲撃に備えることとした。





















陣地構築中・・・


土を掘って作った簡易的な塹壕に軽機関銃を据え付ける。
クレイモア地雷を仕掛けるのも忘れてはいけない。





















混成小隊の日常


Sgt.Yu-iがどこからか"キング・オブ・ビール" バドワイザーの缶を調達してきた。

「どこから持って来たんです?」

「曹長の所からだ、元々俺たちのもんだ、遠慮はいらねぇ」






















何かに気づいた


そんな休息も束の間、何かに気づくSgt.Yu-i。

「チャーリーだ!奴らが攻めてきたぞ!」
















射撃用意


「Fuuuck!全員持ち場につけ!迎え撃て!」





















撃ちまくれ


DoDoDoDoDoDom!

「撃て!撃ちまくれ!」

「地雷だ!地雷を起爆させろ!3回叩け!」

「ダメだ!奴ら地雷の向きを変えやがった!」




















銃身が焼けてる(早い)


「不味い!銃身が焼けてるぞ!」

「畜生め、すぐに交換しろ!」






















銃身を外すぞ


「銃身を外せ!落ち着けよ、クソッタレめ」

M60の銃身交換は容易では無かった。
キャリングハンドルが銃身ではなく銃本体に付いているため、熱せられた銃身を外すにはアスベスト製の耐熱グローブが必要である。
しかし、この耐熱グローブはしばしばボロ布を重ねたもので代用された。

















銃身を付けるぞ


「よし・・・良いぞ、OKだ」

また、バイポッドが銃身に付けられているのも問題だった。
予備銃身の重量がかさむばかりか、副射手がいない場合、銃身の交換作業中には銃を地面に直に置かなければならなかった。
直に置かれた銃には砂塵が侵入し、作動不良の原因となったのだ。



















再び撃ちまくれ


「奴ら退却していくぞ!逃がすな!」

「よーし、良いぞ!クソッタレどもを地獄送りにしてやれ!」



















撃ち方止め


「撃ち方止め!撃ち方止め!」

Cpt.Juhnが射撃を制止する。
分隊の奮戦によってベトコン小隊の攻撃は粉砕され、撤退したようだった。多くの屍を残して。




















yeah


「ざまぁ見ろってんだ」

「well-done.」

戦闘の勝利に喜ぶ2人。
だが、まだ戦争は終わらない。



(たぶん)後半に続く。







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Posted by 劇団長  at 22:15 │Comments(2)サバゲナムナムしま戦か

この記事へのコメント
毎度ながら物語に 読みふけってしまいます。 

サバゲーの新しい方向性ですね!

また、戦場でお会いしましょう!
Posted by jun at 2017年05月04日 19:46
jun様

楽しんで頂けたなら幸いです。
また宜しくお願いします!
Posted by 劇団長劇団長 at 2017年05月05日 12:36
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